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ローマで休日 Ⅰ(ラツィオ州) [イタリア]

Roma Ⅰ
ローマは一日にして成らずですが主要箇所の観光は一日で周れる、ローマ。
狭いエリアの中に、さまざまな歴史が凝縮されているので何度訪れても飽きない街。
空港から市内への列車でまず洗礼を受けたのは、真夏なのに空調が故障しているサウナ状態のレオナルド エクスプレスの車両。着いた実感がまだなかった私にとっては、そこで始めて『あぁ、イタリアに着いたー』と変に喜んでしまいました。

今回は南イタリアへの通過で立ち寄ったため、散歩しておきたい場所を絞って回ることに。
緑が多いテヴェレ川沿いは散歩には最適で、真夏で太陽が照りつけていても樹の影があるので歩いているだけで爽快。川沿いでの見どころはサン・タンジェロ城です。

サン・タンジェロ城 - Castel S. Angelo -
139年にハドリアヌス帝がローマ皇帝の霊廟として建造。ペストが流行していた590年に大天使ミカエルが現れ治まったことから、サン・タンジェロ(聖天使)城と呼ばれています。

真夏のテヴェレ川沿岸ではサンデッキが置かれ、日光浴を楽しむ人が横になっていて快適そう。
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テヴェレ川に架かるサン・タンジェロ橋。目と鼻の先には、バスが通るエマヌエーレ2世橋。
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サン・タンジェロ橋にいろいろある像の中には、ベルニーニ作の天使の像も。
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サン・タンジェロ城の塔の中心には天使のブロンズ像。オリジナルは内部に展示されています。

ナヴォーナ広場 - Piazza Navona -
約250m×約50mの長方形の広場はローマ時代に競技場だった名残で、ローマで最も美しいバロック様式の広場と言われている広場には3つの大きな噴水があります。

ムーア人の噴水 - Fontana del Moro -
イルカと戦うムーア人の彫刻やベルニーニが造った水受け盤などがあります。勢いのあるムーア人の形相が印象的です。
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四大河の噴水 - Fontana dei Fiumi -
四大河とはナイル・ガンジス・ドナウ・ラプラタ。噴水の四隅にはそれを擬人化した寓意像が見受けられます。
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広場の中央で凛として建っているオベリスクはローマ時代のもので、マクセンティウス帝の競技場から運ばれてきたもの。
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ついついオベリスクを見上げてしまうので噴水を見逃しがちですが、改めてみるとその大きさに驚きます。

ネプチューンの噴水 - Fontana del Nettuno -
水盤の中から馬が飛び出てきたような動的な像がお気に入りです。
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サンタゴスティーノ教会 - Sant Agostino -
1483年に完成した初期ルネッサンス教会。
「出産の聖母」「預言者イザヤ」「巡礼の聖母」が見ものです。
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台を組んで内部をお掃除中だったので、邪魔にならないように隅から見物。
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真ん中にあるのが、カラヴァッジョの傑作「巡礼の聖母」。
お掃除でいろいろなものにテントがかかっていましたが、これはセーフでした。。。
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今年は没後400年になるカラヴァッジョ。駅の構内では、いたるところにそれっぽいことが書かれたカラヴァッジョの特別展らしき広告を見受けました。
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カラヴァッジョらしさが出た暗さと光りの広告です。

ロトンダ広場 - P.za d. Rotonda -
小さいオベリスク付きの噴水があるロトンダ広場。パンテオンを臨むならここから。
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パンテオン - Pantheon -
紀元前27年にアグリッパにより建造、80年に焼失し125年に建築家としても有名なハドリアヌス帝により再建されました。「すべての神々の」という意味で、すべての神々に捧げられた世界最大の石造建築の神殿です。
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ドームは直径とドーム頂上までの高さがともに43.3m。以前は天井の内側が沁みだらけだったのが綺麗になっていました。
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中央の円形窓は太陽を模し、神殿全体が世界の中心であることを表現。

私にとってここは、パンテオンに埋葬するよう言い残し、その遺言の通り王と並んで埋葬されているというラファエロの偉大さを感じる場所です。
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              - 1520年に没した画家のラファエロのお墓 -

パンテオンからみたロトンダ広場。観光客で賑わっています。
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サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会 - Santa Maria Sopra Minerva -
象が可愛いモニュメントが特徴の紀元前6世紀のミニオベリスクが建つミネルヴァ広場に、ローマでただ一つのゴシック様式の教会があります。
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祭壇左側で十字架を持っている像は、ミケランジェロ作「あがないの主イエス・キリスト」
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イタリアの教会は、外観からは想像できない内部の美しさに驚かされます。何事も、見た目だけでは決めつけれないというところでしょうか。
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暗い教会の中で外から差し込む光を見ると、心が浄化されるような気分になります。
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なんて書かれているのでしょう・・・
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ピエトラ広場 - Piazza di Pietra -
145年に建てられたコリント式列柱が特徴のハドリアヌス帝の神殿が臨める広場。ボーっとしていたら通り過ぎそうなくらい密集した建物の中にあります。
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タッツアドーロ - La Casa del Tazza d'Oro -
ローマに来ると必ず訪れるバール。この辺りは昔、コーヒー焙煎所が立ち並んでいたそうです。
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ロトンダ広場から見える場所にあり、広いとは言えない店内は観光客でいっぱいです。

旅の参考文献
    

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コメント 5

好(ハオ)くん

ローマは行ったことがなくて、見所が満載のエリアだから時間が必要だと思っていたのですが案外狭いエリアなんですね。
写真を拝見して、素晴らしい街だと良く分かりました。行ってみたいです★
by 好(ハオ)くん (2010-08-08 10:34) 

Pace

サウナ状態の車両でイタリアを実感するお気持ち、
分かってしまいました(笑)
「巡礼の聖母」、無事観れて良かったですね(^^)
これがほんとに大好きで、ローマへ行くと必ずみるんです♪
コメント下さっていた看板って、これなんですね!
調べてみたら、17日晩から18日朝にかけていくつかの教会と
ボルゲーゼがオープンして、終日作品鑑賞できるという
イベントだったみたいですね。(’’)
ううう…徹夜は厳しいけど(笑)、深夜の鑑賞してみたかったです。
by Pace (2010-08-08 20:55) 

pi

> 好くんサマ
ローマ観光は、外から眺めるレベルであればそんなに時間はかかりません。
あとはどこに時間を割くかによって変わってきますが、とってもメジャーなヴァチカン博物館の中に入ろうとすると、長蛇の列に並ぶことになったりします(私が行った時は3時間弱でした)。。。

> Paceサマ
イタリアは突っ込みどころ満載な国ですが、ツボに入る人には楽しい国ですね。
「巡礼の聖母」観れてよかったです~!周辺の作品とは違ったインパクトがあったので、必ず観に行く気持ちがわかるような気がします。
看板ネタ、調べていただきありがとうございます~☆夜通しオープンって、やる事がすごいですね。ボルゲーゼ界隈を夜中にウロつくのは躊躇しますが、日中とは違った雰囲気が楽しめたでしょうね。もう少しイタリア語がわかれば旅ももっと楽しめるとわかりつつも、なかなか実行できません。。。
by pi (2010-08-09 04:10) 

自由人

ピエトラ広場の列柱の、「やせ具合」に、街としてのとてつもない歴史を感じます。
でも、主要箇所の観光って、一日で出来ちゃうんですね。ちょっと驚き。
それだけ、コンパクトに見所がまとまっていると言うことなのかな。
我が妹は、今はもう何回行ったかわからないほどのイタリアファン。
私はまだゼロですが、いつか訪れてみたいものです。
因みに、これ最近の旅ですよね??。やはりあちらも酷暑なんですね(T_T)
by 自由人 (2010-08-10 08:45) 

pi

> 自由人サマ
やせ細ったピエトラ列柱に着眼するとは、自由人サマらしいデス*^_^*
パンテオンの方が歴史が深いのに、こちらの方が年季が入っているように見えますね。
おっしゃる通り、ローマはコンパクトに見どころが詰まっていて、順序良く周ればたいてい徒歩10~15分ずつの移動で観光箇所があります。
妹さま、イタリアファンなんですか!?どのあたりが好きなのか気になりますね~。
兄妹そろって旅好きなんですね☆会話が盛り上がって止まないのでは?
旅は最近のもので、酷暑なのかあちらのニュースでも水をかぶってる人など度々とりあげられていました。ですが体力的にグッタリするのは日本です。成田に着いた途端、湿度の高さに「ウワァ・・・」という気持ちになりました。

by pi (2010-08-15 23:03) 

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